profile

画像:右から2番目。generous プロジェクトメンバーと。

永野雅美(ながのまさみ)

株式会社シルバーロード 代表取締役

generous代表。
時代に流されず、それでいて独自性の高さが特徴的なコンフォートシャツを広めるため、
2021年春にジェンダーレスのセレクトショップgenerousを立ち上げる。

その他、静岡市にインド綿婦人服を中心としたエスニックブティックSARASAを経営。
今後の目標は大分県にあるオリーブ園と静岡の二拠点生活を送ること。
大切にしている言葉は「感謝・一期一会」。

ショップ立ち上げのキッカケは
友人のアドバイスから

もともと私のお店、SARASAのお客様でもあり、公私ともに仲良くしている柴田弘美さん(一般社団法人ダイバーシティ・デザイン・ラボ代表理事)から、実店舗のSARASAで取り扱っているブランド「MOYURUインターナショナル」や「ピンタックシャツ」を見て、若い世代にも知ってもらったらどうか?とアドバイスをもらいました。

当時、お店のお客様は50〜70代のミドル以上の方が多かったため、アドバイスを聞いたときは「本当に若い世代に興味を持ってもらえるかな・・・?」と思いましたが、その後様々な方のお話をうかがううちに可能性を感じ、ネット上でセレクトショップを立ち上げてみよう!と決心しました。

generousの語源は「寛大さ」

新型コロナウイルスの影響で対面機会が減少し、イベントの中止・縮小やリモートワークが進むことで自宅にいる機会が増えたように思います。自宅で過ごしていると、どうしても普段着を身につける機会が増え、結果的にファストファッションが多くなりがちです。私自身も「おうち時間」が増えることで新たな楽しみが増えた一方で、自宅ファッションの側面からは豊かさにまだまだ伸びしろがあるように思いました。

generousの語源は「寛大」。寛大とは受け入れる・許すという意味があります。
多様性が求められる現代だからこそ、大切にしたい言葉だと思い、ショップ名として名づけることにしました。

コンセプトは表現者のための
コンフォートシャツ

コロナ禍でのおうち時間をもっと素敵に過ごしてもらいたい、という想いと同時に、「表現を仕事とする、クリエーション(創造・創作)に携わるすべての人」に着てもらいたいという気持ちも強く、今回のショップコンセプトの原型にもなっています。

generousのコンセプトは「表現者が自身のクリエイティビティを解き放つための
コンフォートシャツ」。

独自性のある高いデザイン性で表現者の感性を刺激しながらも、時代に流されない、ユニセックスなデザイン。
さらに着心地の良いコットン100%、肌に馴染む柔らかな肌触りのシャツで表現者の皆さんがクリエイティブに専念できたら嬉しいです。

今後の目標は
大分のオリーブ園で
二拠点生活を送ること

オリーブ園の様子

私の友人数名が、大分県にある、元はブドウ園だった耕作放棄地を購入して整地し、移住を始めました。平和のシンボルでもあるオリーブの木を植え、今では地域の協力を受けながらおおよそ250本のオリーブの木とともに移住生活を楽しんでいます。

友人たちとは、「老後の生活スタイルは自分たちでつくっていきたい」と決意し、集う人たちみんなで協力しながら自給自足する生き方を考えるようになりました。私の仲間たちは一足先に移住しているため、私も静岡との二拠点生活を送りたいと考えています!

オリーブ畑で仲間が作業をしている様子